株式投資にある程度慣れた人にとっては常識的なことでありながら、最近まではっきりと気づかなかったことがあります。


もっとも私もいろいろな本でそのことは読んでいたので、おぼろげながら知ってはいました。


しかし、本で読んで知識として知っているのと、その身で体験して技術にまで昇華されているのとでは全然違います。


と考えると、今の子供たちはとてつもなく有利な環境にありますね。小学生の頃から、ミニ株投資などで経験を積めば、成人する頃には今の私よりも経験豊富な投資家になっているわけです。


村上ファンドの村上さんのwikiを見ると、小学生の頃から株取引を始めていたと書いてあります。


こんなことは昔は富裕層の家庭の子供しかできなかったでしょうが、今なら一般家庭の子供でもミニ株取引で同じような経験ができます。


いい大学に入れるためにお金を払って塾に通わせるよりも、ミニ株であっても利益を出すことを教えた方がお金に困らない人生を送れるようになる。


さらに一歩進んで塾に通わせる月謝で株式投資をやらせてみようと考える親はまだほとんどいないと思いますが、そういう両親の元に生まれた子供の未来はバラ色でしょう。


株式投資の技術って死ぬ瞬間まで使えますからね。


一方、いい大学を出るためにかかるコストは今の時代全く割りに合わなくなってきていると思います。もうグーグル大学やyoutube専門学校で十分じゃないかと。


トマ・ピケティ氏の講義が無料で受けられるのに、三流教授の授業を受けるためにわざわざ授業料を支払い、実家を離れてアパートを借りて、家賃を支払う必要がありますかね?


https://www.youtube.com/watch?v=MupMmuYJ0hk


さて、そんなよもやま話は置いておいて、最近まではっきりと気づかなかったこととは何か?


最近、自分のポートフォリオを眺めていてようやくはっきりと認識するに至ったことは、小型企業の方が明らかに株価の上昇率が大きいことです。


つまり小さな企業の方が事業成長のスピードが速いということになります。