株式と不動産以外で、ここ100年で猛烈に値上がりした貧富の差に関係なく誰でも持っている「あるもの」とは一体何か?


それは「労働力」です。


「ハアッ。つまりそれはコツコツ働いて、株式や不動産を買えってことかよ。なめてんのかよ。そんな当たり前のことしたり顔で書くな!」


と怒声がモニター越しに聞こえてきそうですが、真実はすべからく空気のようにシンプルなものです。


空気の存在をありがたいと思う人はいません。そんなものあって当たり前だからです。


同じように労働力の価値をありがたいと思う人もいません。そんなものあって当たり前だし、できれば働かないでお金持ちになりたいと思っているからです。


うまい儲け話を探して人生を放浪したあげく、結局騙されたり、貧しいままの生涯を終えるか、あるいは一番回り道に見えるお金持ちへの最短ルートを黙々と歩むか。


私は後者の道を選ぶことにしました。


何でもいいから働いて、得たお金を倹約して残し、残ったお金がナフタリンのように溶けてしまう前に、株式や不動産を購入する。


株式や不動産が蓄積されて、担保価値が認めれられてくるようになれば、借金してさらに投資できるようになる。


道筋は地図もいらないくらいシンプルです。