最近は古い本ばかり買って読んでいるので、頭の中が自分の親の世代を通り越えて、おじいちゃん脳のようになっています。歴史の教科書で聞きかじっただけのいろいろな事件の詳細を知るにつれて、


「なんと現代の日本に生まれたるは幸運なことよ」


という気分になるのですが、


「でもあなたは現代の日本の中ではワープアで負け組だよね」


という批判を受ければ、それも事実のようにも思えるのですが、それでもそれは顕微鏡的な事実に過ぎないと思います。


歴史的、グローバル的な視点から見ると、どうみても今の日本人は超恵まれています。


それにまず気づけるかどうかに資産形成の入口があり、その次には過去の歴史の中にお金儲けのいろいろなヒントが隠されているように見えますので、そのあたりを今後追っていこうかと思っています。


マスメディアが煽る格差拡大なんていう話は、直近10年20年に限った顕微鏡的事実でしかなくて、100年単位で見れば、格差はとんでもないくらい縮まっています。


老後についても準備はしないといけないでしょうが、真面目に働いて、節約して、投資して、さらには何か起業や副業の機会はないだろうかと日々考えていくなら、少しも心配する必要のない性質のものだと思います。


グダグダに書いてきましたが、過去の驚異的な経済成長の歴史を振り返ってみると、長生きしたら悲惨な老後が待っているなんて心配する必要は全くなく、安心して「長生きして勝つ」という戦略を実行していいだろうというのが、私の考えです。