「はて、楽天被害者の会って何?」


と思って、2ちゃんねるのスレッドを開いて見たのですが……。
まずはネットで拾ったこちらの画像をご覧下さい。

bid
































ask
































Spread











「スプレッドが1503.9pips!!!」


一瞬何を見たのかよく分かりませんでした。ほんの0.2秒くらいの出来事だったようですが、当時のドル円のレートは110円台でしたので、そこを中央値にして約15円ものスプレッドが開いたのです。


ちなみに昨年の晩夏、私がカブドットコム証券でランド円のポジションが狩られたときも比率にして同じくらいのスプレッドが開いたのですが、ask(買い)は異常値なし、bid(売り)のみ異常スプレッドが表示されました。つまり、あのときはロングのポジションだけが狩られたわけです。


今回の楽天FXの異常スプレッドでは、ロングとショートのどちらのポジションもロスカットされたことでしょう。


結局、楽天FXはレートの誤配信ということで、事後対応を行うようですので、惨禍に巻き込まれた人たちも被害は最小限に留まると思いますが、今回の件はいろいろと考えさせられるところがありました。


最初、この事件を見たときには、自分のトレード戦略が根底からひっくり返されたと思い、相当へこみました。


「もし100枚でデイトレしてたら、いきなり-750万円……。破産じゃん」


「ワープア脱出の望みは絶たれた……。もうダメポ _| ̄|○ 」