ランド円ロスカットなどのどさくさにまぎれて、半年以上前の書きかけの記事が完結してなかったので、これを書き終えておこうと思います。


さて、たとえ上流階級でも高学歴でなくても、現代の日本に生まれ育っただけで、グローバルな視点でみるとかなりのハイスキルかつ強力な資産を有しているのはないかという話です。


普段、著名人でもなんでもない普通の日本人の個人ブログから投資や節約などの着想を得ることが多いのですが、ふと振り返ってみると、中国人の個人ブログを見ていることはほとんどありません。


私の場合、中国語が多少できるので、日本の十倍以上人口がいる中国人ブログも一つの情報源になってもおかしくないのですが、普段全くといっていいほどそれらを見ていることはありません。


日本人の個人ブログにたどり着く経緯としては、検索キーワードでヒットして、その後リンク集をたどっていくといったケースが多いです。それとブログ村をなんとなく見てることもあります。


一方、中華圏の検索エンジンで調べものをすることもよくあるのですが、その際、個人ブログがヒットすることがあんまりなく、さらにはそのブログにリンク集があったりということはほとんどありません。


多分、中国人ブログも星の数ほどあるのは間違いないでしょうが、自分の情報源として入ってこないのは何か原因があるように思います。


今回そこは突き詰めて考えませんが、新興国で年金暮らしをしているブログ、FXトレードだけで生計を立てているブログ、あるいは節約の限界に挑戦しているブログ等々、日本のようにブログ一つにしても百花繚乱なんでもござるという状態なのは、世界的にはかなり特殊なのではないかということです。


つまりその国の経済力や教育、文化水準などが、ブログの質量に大きく関係しているのではないか?


となると、世界にあまたある弱小経済国家の言葉が理解できてもネット上のブログ一つにしても有益な情報を得られないということになります。


逆から見ると、日本語ができるだけでたとえ直接のお友達でなくとも無数の情報網を世界中に張り巡らせていることになります。


いかに経済的価値の高い言語を意識することもないまま身につけているか私たちは気づいていません。