10年以上昔、中国に留学していたときには、あまり意識することがなかったのですが、改めて振り返って見ると、中国には外資系企業が溢れかえっています。
当時はなんとも思うことなくフランス資本のスーパーマーケットのカルフールで買い物なんかしてましたが、よくよく考えてみると、日本にいて外資系のスーパーマーケットなんてまず見ることはありません。
つまり、日本国内は日本企業がほとんどの市場を占拠しており、今はさらにフェーズが進んで海外市場を取りに行っている段階です。一方、中国の場合は逆に国内企業が脆弱で、外資系企業に市場を奪われている状態です。
武力的背景がないだけで、本質的には戦前の植民地経営と同質の現象であると思います。
植民地が最終的には開放されたように、将来的にはこの構造も崩れてくると思いますが、日本市場にまで進出できる新興国企業は今後もかなり希少な存在だろうと思います。
つまり、実際に企業の製品やサービスの質を確かめてから投資するという手法は、日本国内にいてはほとんどの新興国企業において実践できない。現実的には新興国本国でうまく地盤を築いている企業への投資がメインになります。
その際でも、中国株式が一番初心者向きだろうと思うのは、日本語だけでも手に入る情報量が豊富だということです。内藤証券は中国株に力を入れているためか、口座開設後に見れる中国企業の個別ニュースは結構充実しています。
私の場合は、中国語のweb情報とかいろいろと見ましたけれど、そういうものを見なくても、日本語ソースだけの情報でも投資できるかなと感じます。
実際、中国株で資産を築いた人たちもそんなに中国語ができたり、中国事情に精通していたという人たちでもなさそうです。
結局、日本国内の証券口座で税制面のメリットを受けつつ比較的安い手数料で取引でき、かつ日本語の投資情報も豊富な中国株が今後もしばらくは新興国株式投資の主役だろうと思います。
当時はなんとも思うことなくフランス資本のスーパーマーケットのカルフールで買い物なんかしてましたが、よくよく考えてみると、日本にいて外資系のスーパーマーケットなんてまず見ることはありません。
つまり、日本国内は日本企業がほとんどの市場を占拠しており、今はさらにフェーズが進んで海外市場を取りに行っている段階です。一方、中国の場合は逆に国内企業が脆弱で、外資系企業に市場を奪われている状態です。
武力的背景がないだけで、本質的には戦前の植民地経営と同質の現象であると思います。
植民地が最終的には開放されたように、将来的にはこの構造も崩れてくると思いますが、日本市場にまで進出できる新興国企業は今後もかなり希少な存在だろうと思います。
つまり、実際に企業の製品やサービスの質を確かめてから投資するという手法は、日本国内にいてはほとんどの新興国企業において実践できない。現実的には新興国本国でうまく地盤を築いている企業への投資がメインになります。
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