外国株とは言っても、比較的情報が入ってきやすい中国株に比べれば、ロシア株なんて闇鍋をつついているようなものです。


私が初めてロシア株を買ったのは、原油価格暴落、ルーブル暴落で、ロシア株も暴落した2014年年末から2015年初頭にかけての頃です。


早いものでもう一年半前のことになるのですが、市況とはあまり関係ない個人的なランド円のスプレッド超拡大事件によるロスカットで、ロシア株も売却せざるを得ず、一度丸裸にされました。


もしもロシア株をあのまま持ち続けられていたら、どうなっていたのでしょうか?結論から言うと、早くも含み益に転じていました。


というのは、現在ルーブルは当時よりもさらに値下がりしているのですが、株価はあのときがどん底になった銘柄が多かったようで、私の当時の所有銘柄の大半が反発していました。


特に逆張りで買った電力会社のモスエネルゴは見事に反発して株価は二倍以上になっています。もっとも為替損失があるので、含み益が二倍ということではありませんが。


つまり大局的な投資戦略は間違っていなかったようです。