今回の前に中国を訪問したのは、まだワープアに転落する前の2010年のことでした。遼寧省の遼陽市という田舎都市の工場に出張で行ったのですが、何かの気まぐれで聞いたマンションの値段を高いなあと思った記憶があります。「この程度の街でもそんなにするのか……」と。もっとも、具体的な値段などはさっぱり忘れてしまいましたが。


それから6年が過ぎての中国訪問……。不動産も千差万別なので、一般論にはならないのですが、ホンマに日本よりも中国の不動産価格の方が高いと感じました。


今はネットで中国の不動産売買サイトなども気軽に日本から見られるので、中国の不動産がバカ高いらしいというのは以前から薄々感じていましたが、実際に現地の不動産屋の看板などを見ると実感がわきます。


不動産屋では呼子が立っていたので、不動産価格が貼った写真を撮ったりはできなかったのですが、景気よさそうなドデカイマンションの写真くらいは撮っておいてもよかったかなと思います。


さて、不動産価格が高い高いといっても、それには基準となる指標がいります。私が今回中国の不動産価格を高いと感じた理由は……。