生命保険は、こくみん共済の掛け捨ての安いやつに長い間入っていたのですが、ワープアに転落した後で解約してしまっていたのでした。もう五年くらい前のことです。当時いろいろと本を読んで、生命保険の本質が保険会社にお布施をする宝くじのようなものであるという結論に達したからです。


ちなみに入っていたのは、若き中国留学中はこくみん共済の医療タイプで日本に戻ってきて働き始めてからは、総合タイプでした。総合タイプの場合、日帰り入院では保障の対象にはならないので、結局継続して加入していたとしても今回の場合は何の足しにもなりませんでした。


私の場合、学生の頃、いやおそらく子供の頃から親が何らかの生命保険をかけていたと思います。とうとう中年に至ってようやく初めて生命保険の支給対象になりそうな案件にぶつかったわけですが、奇しくも生命保険宝くじ論という自分の推論を裏付けるような結果に今のところなっています。


ただ、やはり今回のような不慮の治療とかは起こりうるので、生命保険に変わる何らかの準備は必要だなとも思ったのでした。


そこで生命保険に変わって昨年の手術後から導入したのが……。