カモネギFX

株式投資、FXデイトレード、古書収集などをド田舎で行っている資産運用ブログです。

カモ鍋トレーダーの賢明なる節約術

節約しなくてもいい人

逆説的なようですが、貧乏人です。


私の場合、普通のサラリーマンからワープアに転落して気づいたことは、隠れ肥満とでもいうような無駄遣いや浪費を知らず知らずに行っていたことです。


ワープアになって月日は流れ、それまで気づかなかったかなりの無駄遣いや浪費がリストラされました。


それ自体はいいことなのですが、ここに一つ問題があります。


チューリッヒの公理を聞くまでもなく、節約ではワープア脱出は不可能です。


なぜか?


貧しき人たちは常日頃からほぼ無意識のうちに節約に精を出しているため、その効果というのが極めて薄くなっているからです。


思い当たるところはないでしょうか?


ほぼ本能的に毎日節約のことを考えている(悲)


逆から見ると、節約の効果が極めて高いのは高収入のお金持ちの人たちです。


年収1000万の人が従来の生活より100万のキャッシュを節約することはかなり実現性の高いことでしょうが、年収200万の人が同じ金額を節約しようとすると、これは生死をかけた戦いになります。


高収入の人ほど単純な節約の効果が高いのに、そこには意識がいかずにおかしな投資に手を出してしまう。


低収入の人ほどありとあらゆる節約戦略が既に実行に移されているのに、道端に落ちているお金でも探すかのようにまだ節約のことを考えている。


なかなか現実はうまくかみ合わないものです。


もし今あなたが貧しい状態であるというのなら、節約は既にやっているはずだし、そもそもそれはやって当たり前のことで、改めて強調するよような話ではありません。


もし、節約のことしか考えられないのなら、このブログは10年後も20年後も貧乏なままでしょう。


私たちに必要なのは節約以上の何かです。

アマゾンの1円本が好きな理由

地味な節約の方法としてアマゾンの1円出品本をよく買います。


正確には送料が250円かかるので、251円本です。


10冊買っても2510円です。実は株式投資と同じような感覚で買っているところもあります。


アマゾンのレビューを見て期待して新刊書を買ったけれど、自分にはさっぱり役に立たなかったり、興味を引かなかったりということは大変よくあることです。


それもそのはず、読者が持ってる知識や環境はすべて異なるので、誰かの役に立った本が自分の役には全く立たなかったり、その逆もしかり。他人のレビューは本質的には自分のレビューの代用品にはなりません。


結局、書籍の価格と価値は正比例の関係にはないことがほとんどです。


つまり、低価格の251円の本を買うということは、書籍に何の価値も見出せないときにも最大損失が251円に限定されるということです。


資金を分散しつつ、得られる知識の最大化を図るのには最適です。


10冊買って、1冊でも価値ある知識が得られれば、元は取れる。そういう本が2冊あればかなり得をして、もし三冊以上あれば、ブレイクアウトしたような状態(笑)


貧しくて投資するための原資がないというのはただの言い訳で、株式投資と似たような商品や環境というのは日常生活の中にも必ず存在します。


小さなところから転がしていけば、利益や知識は徐々に大きくなっていきます。毎日見るべきは億トレーダーのブログではなく、自分の足元の方です。


余談ですが、株式投資関連の中古書籍は他者出品がなく単独出品となっている場合、定価の10倍とか、かなり強気の価格設定で出品している業者も多いですね。


何かの間違いで私の買った251円本が将来アマゾンで在庫切れになった場合、10,000円とかで出品しても売れたりするんでしょうか?


アマゾンで単独出品というのは、実質ネットで買えるのはその1冊と言えるでしょうから、売れることもあるんでしょうねえ。

変わらない世界、時間の止まった人たち

先日、中学生の頃よく行っていた小さな本屋にふらっと入ってみました。本当はそれに隣接する店舗の方に用があったのですが。


「ああっ、なつかしいな。昔よくこの本屋に来たもんだ」


書棚が低く感じられて感慨深かったのですが、それよりもびっくりしたのはこんな小さな本屋にいまだにたくさんの買い物客がいたことです。


「こんな小さな本屋で一体何の本が買えるんだろう?」


不思議でなりません。私はもう本はアマゾンか大型書店でしか買いません。アマゾンはマーケットプレイスで大抵の本が安く買えますし、大型書店は手にとって数多くの本を見れるので、新しい発見があります。そうそう、たまにブックオフにふらっと入ることもあります。


しかし、こんな何の特徴もない小さな書店で本を買うメリットが未だにある人がこんなにもいるとは……。


似たような現象はいくつもあります。


ネット銀行を使わない生活は私の中ではもう成立しないくらいのところまできていますが、いまだにネット銀行を怪しいと思って全く使ってない人もたくさんいることでしょう。


ネット証券の台頭によって、株式売買手数料がタダ同然に近いところまで下がっているのに、旧態依然としてほとんど金利のつかない銀行に持ってるお金のすべてを預けている人もこれまたたくさんいることでしょう。


もっとも私も人のことを言えたものではありません。つい先日までネット損保を怪しいと思っていたのです。


人間は慣性の生き物ですので、新しい行動には常に恐怖がつきまといます。だから多くの人々は心地よい古い世界にいつまでも留まり続けようとします。


しかし現実の世界の方はものすごい勢いで変化していて、それに気づけるかどうかで、節約、投資、ビジネスすべてのリターンが劇的に変化します。


これからはもっと昨日までの自分の行動を疑ってみようと思っています。


「もっと節約できる方法が実は今すでに存在しているのではないだろうか?」


といったふうに。

SBI損保のロードサービスを呼んでみた その3

もやもやした気持ちのまま待つこと約20分……。


JAFの救助作業車と同じような車両が家の前に到着。スキンヘッドの親方風のナイスガイが颯爽と出てきました。


「(おお、これは期待できそうだ!)」


作業自体はものの数分で完了し、無事に絶望工場へ出勤することができました。


安かろう悪かろうというイメージの拭えないネット損保ですが、今回の件に限ってはJAFのロードサービスと遜色ない結果でした。


もっとも、最初の電話でのやり取りが多少時間がかかりましたので、JAFならもう少し早く済ませることができたのかもしれません。


ただ無料のロードサービスとしては十分の結果です。


肝心の保険対応についてはまだ分かりませんが、ネット損保のイメージが多少なりとも自分の中ではよくなりました。


また今回の件で思うところもありました。

SBI損保のロードサービスを呼んでみた その2

それはあるとっても寒い朝のことでした。


絶望工場へ働きに行こうといつものようにポンコツ軽自動車のエンジンをかけようとしたときのことです。


「キュルキュル……。キュルキュル……。」


「あれエンジンかからないよ。バッテリー上がってる!」


困りました。「JAFなんて数えるくらいしか使ったことないから年会費もったいない」と大見得きって解約してたったの2ヶ月。JAFさんごめんなさい、ボクが馬鹿でした。


でももうJAFさんは呼べないので、SBI損保のロードサービスに電話してみることにしました。


電話で状況を伝えると、「じゃあ、ちょっと業者さんを探しますから、しばらくお待ち下さい」と待たされる。


しばらくすると、「業者さん見つかりました。30分ぐらいでつくと思いますので、お待ちください」とのこと。


嫌な予感。


これまでの人生の経験上、こういう外部委託業者ってろくなところがあったためしがありません、私の場合は。


チンピラみたいな変な人がきたらどうしよう……。


いや、こないで。でも来てくれないと困る。

                 (続く)

SBI損保のロードサービスを呼んでみた その1

ほとんど呼んだことのないJAFの会員料金がもったいないと思って退会して2ヶ月。


目先の保険料の安さに目がくらんで三井住友海上からSBI損保に乗り換えて2ヶ月。


早速、SBI損保のロードサービスを呼ばないといけない事態が発生(笑)


web上の自動車保険のレビューは同じ損保会社でも全くバラバラです。個人の体験はみな異なっていて、いい思いをした人も嫌な思いをした人もそのまま書くため、評価に全くまとまりがありません。ゆえに


「ああ、こんなに安い保険にしていいのかなあ」


と不安を感じながらも、目の前の諭吉さんの魔力には勝てず、SBI損保に乗り換えたのでした。


さて、激安損保SBIのロードサービスを今回初めて呼ぶことになったので、ちょっとレポートしておきます。

節約のコツ

ビジネスモデルや収益構造を考えながら、生活することです。


例えば、あるスーパーで売られている卵が異様に安いのは、安い卵で客を引き寄せた後で割高な他の商品を買わせようというビジネスモデルではないかと疑ってみること。


例えば、立地の良いスーパーの商品は地代が商品に転化されて立地の悪いスーパーに比べて高くなること。しかし逆に立地の悪すぎるスーパーは競合店がないという理由で、商品価格が高くなることがあること。


こうした日常生活の中のとりとめもないことでも節約をひとつのビジネスとしてとらえれば、様々な分析力や思考力が必要とされます。


会社というものは往々にして机一つにしても自分の自由に動かせるものではありません。ただ、言われたとおりに働いて、言われたとおりの給料をもらうだけの場所です。


しかし節約をひとつのビジネスと理解すれば、日常生活のすべてがビジネスの現場に早変わりします。しかもすべての決定権は自分にあり、リターンも現金で即自分に返ってきます。


節約はいつどこでも誰でも始められるビジネスだということに早く気づきましょう。

中古品に囲まれた生活

昔からあるベタな方法ですが、かなり費用を削減できます。


住宅や自動車など購入金額の高いものは中古を検討される人も多いと思います。


もちろんこれらの商品は金額が大きいので、うまく購入できれば経済的な効果は絶大です。


しかしもっと身近な金額の小さい商品でも、10年20年と継続して中古品を利用していくと、塵も積もれば山となるで絶大な効果があります。


私の場合は、中古本を積極的に買うようになって、毎月の書籍費用がかなり削減されるようになりました。


本は昔からかなり買う読むほうで、こればかりは節約することができません。しかし、新品を中古の本に変更するという節約は可能です。当然コンテンツはどちらも同じなので、実害はありません。ちょっと気分的に何かというだけの話で。


今はアマゾンだけでなく、楽天ブックスもほとんどの本が送料無料ですが、ポイントがつくからといって楽天ブックスで本を買うことはなく、もっぱらクレカでたまったポイントを消費するときぐらいです。


なぜなら業者や個人が集まっているアマゾンマーケットプレイスが大抵最安値の市場になっているからです。


さてアマゾンマーケットプレイスを積極的に利用できるようになった理由というのもあるのですが、それはまた機会があればカテゴリを設けて、記事にしようかと思っています。


常日頃購入している商品で、中古品であってもデメリットが少なく経済的効果が大きいものを探してみましょう。


購入頻度が多いものなら、小額のものでも時間の経過とともに莫大な金額になっていきます。

クレジットカードのポイント利用法

クレジットカードでもらえる各種ポイントどうしてますか?


ポイントなんかより現金で還元されるのが一番いいじゃんというのは事実ですが、そうなるとまた使えるカードにいろいろと制約が出てきます。


よって実質的に現金と同じように使えるポイントならいいのではないかという妥協点に達します。


私の場合、auじぶんカードの利用で付与されるじぶんポイントはそのまま携帯電話料金に充当することができるので、これは現金で還元されているのとほぼ同じです。


あと楽天カードとライフカードでもらう楽天ポイントについては、私の場合、楽天ブックスで本を買います。


もっとも普段はアマゾンのマーケットプレイスで中古本を買っています。しかし、新品と中古の価格差が100円とか200円しか違わないとなると、「その程度しか安くならないのだったら新品のほうがいいよね」という気になります。


そういうときに楽天ブックスで楽天ポイントを使いつつ本を買います。


本はポイントを消化するために買うのではなく、ポイントがなくても必ず買うので、ポイント=現金となり無駄がありません。


「たまったポイントをどう使おうか?」とあらためて考えるのではなく、必ず買う、使うところにポイントを関連付けておくと無駄がありません。


まあこれぐらいは皆さん考えてやってますよね。

今使っているクレジットカード

知らないうちに増えていくのがクレジットカードです。


全然使ってないものを解約したり、新しく発行したりして、結局メイン一枚、サブ一枚、特定用途に一枚と計三枚にまとまりました。


さて私の場合、メインは楽天カードです。100円利用につき楽天ポイントが1pが付与されて、還元率は1%です。楽天市場ではなんでも買えるので、自分の場合はあまり悩まずにこれでいいかと思います。


次にサブ用としてライフカードです。楽天銀行のキャッシュカードと楽天カードが合体した楽天銀行カードはブランドがJCBに固定されます。


国内ならJCBでも問題ないですが、海外での利用はやはりvisa等でなければだめだろうということで、このライフカードで海外への携行に備えています。またライフカードは誕生月にポイント付与率が五倍になるので、誕生月だけはメインで使います。


最後に特定用途としてauじぶんカードを新たに作りました。カード利用料金の引き落とし口座をじぶん銀行にしておくと、au利用料金のポイント付与率が2倍になるので、携帯電話料金の決済用カードです。


それに楽天edyへのチャージでも1%分のポイントがつくので、電子マネーのチャージ用カードとしても使います。


あまりジャラジャラとカードを持っていても気持ち悪いので当分はこのままでいきます。また多少有利なカードが出てきても変更しません。


ポイント還元1%は100万円の消費に対して1万円のキックバックになりますが、100万円も消費があればクレジットカードをああでもない、こうでもないといじるより、もっと効果的な節約のアイデアがありそうです。


クレジットカードの検討はほどほどにしておきます。

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