カモネギFX

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カモ鍋トレーダーの賢明なる節約術

クレジットカードの選び方

あんまり悩まないのが一番いいように思います。


クレジットカードも過当競争の業界で各社から数多くのカードが発行されています。


アフィリエイト報酬が高いことからも分かるように、客引きはどこも強烈です。


詳細なところまで検討し始めたらきりがありません。


ポイント還元率が1%もあれば高いほうだと思いますので、このあたりのカードであれば、あとは自分の使い勝手のいいものを選べばいいです。


これまで書いてきたとおり、クレジットカードにはポイント還元だけでなく、キャッシュフローを潤沢にしたり、現金利用の機会を減らすことによる時間の節約効果もあります。


積極的に使うか、使わないかの差は大きいと思いますが、どのクレジットカードを使うかはそこまで重要なポイントにはならないと思います。


さて、次回は私が今使っているクレジットカードについてです。

銀行が遠くなる日 その3

クレジットや電子マネー決済ができる場所でジャラジャラお金を出している人を見ると、「なんか面倒くさいことやってんな」と今はぼんやりと思ってしまいます。


昔の自分がそうだったので思うのですが、この人は頻繁に銀行に行ってお金を下ろしているか、あるいは結構な金額のお金をタンスに備えているかのどちらか、またはその両方だからです。


どちらも非効率な上にメリットもありません。タンスの中のお金には金利はつきませんし、空き巣にあったら現金はおしまいです。


クレジットカードも取り扱いには十分注意が必要ですが、不正利用に対する保障はありますので、私は現金を過剰に持っているよりかは安全だと思います。


さて可能な限りクレジットと電子マネーで決済をするようになってからは、驚くほど手持ちの現金が減らなくなり、「お金を下ろしに行く」という昔頻繁に行われていた行為がほとんど日常生活の中から消えていきました。


今私が使っている銀行口座は、楽天銀行、住信SBIネット銀行、じぶん銀行、ジャパンネット銀行、ゆうちょ銀行の五つです。


たまに思い出したように郵便局に記帳に行くぐらいで、お金を下ろすときは家から一番近いコンビニの端末まで行くだけです。


田舎のロードサイドにあるコンビニなのですが、おもしろいことに、今まで先客がいて順番待ちになったことが一度もありません。


田舎ゆえ、まだお金は銀行や商業施設で下ろすものだという感覚が強いのかもしません。もっともおかげで私は並んで待つという無駄な時間がなくていいのですが。


クレジットカードを利用して、リアル店舗の銀行から遠ざかりましょう。あんな人ごみに溢れた空間に行っても時間の無駄にしかなりません。

銀行が遠くなる日 その2

通勤時間が毎日吐き出される膨大な無駄な時間であることは誰もが感じていることです。


自分のためにも会社のためにも社会のためにも、全く誰の役にも立ってない時間です。


しかし、転居や転職には大きなコストやリスクが伴うので、分かっていてもいかんともしがたいのも事実です。


一方、工夫次第で簡単に削減することができる無駄な時間もあります。


その典型的なものが銀行のATMに並んで待つ時間です。


自分が並んでいるときに限って前の人が何件も入出金を繰り返すあの待ち時間です。


可能な限りクレジットカードや電子マネーでの決済で身の回りを固めていけば、現金を扱う量は激減していきます。


銀行が遠くなればなるほど、無駄な時間が削減されていきます。もちろん銀行口座は常に稼動中で残高が変動していますので、遠くなるのはリアル店舗の銀行の話です。


単にATMの前での待ち時間だけでなく、そもそも銀行に行かなくなるので、銀行への移動時間も削減されます。


何よりも貴重な時間がお金の出し入れのためだけに消費されるということはあまりにももったいない。

銀行が遠くなる日 その1

この世は純然たる格差社会です。


カジノで100億円すってもパパが株を売却して補填してもられる御曹司もいれば、中国の穴蔵のような家に生まれる子供も数え切れないほどいます。


子供は生まれてくる家を選べません。


不条理極まりない世界。


しかしその世界において、お金持ちも貧乏人も平等に与えられて、勝手に削ったりつけ足したりできないものがあります。


それは時間です。


格差社会をひっくり返す唯一の可能性が時間の使い方に秘められていると言っても決して過言ではありません。


いかに無駄な時間を削り、有効な時間を増やしていくか。


テーマは大きすぎるので、今回はほんのささいな時間の節約の話です。


さて、私が最も無駄な時間の使い方だと思うものが二つあります。


一つは通勤時間。


もう一つは銀行のATMで順番待ちしている時間。

クレジットカードのメリット その5

前回の記事のように無理に資金運用しなくても、クレジット決済によって支払いを遅らせられれば、手元資金が潤沢になります。企業の資金繰りがよくなるのと地味に似たような効果があります。


例えば、今月大きな買い物があったけれど、実際の支払いは来月末。給料の入金が来月10日にあるから、今の暴落局面でもう少し株式を買っても全く問題ない、といったふうに。


けっこういろいろと出費があったのに銀行口座のお金はあんまり減っていないなと感じるときがありますが、こういうふうに手元にお金がなるべく長く留まれば、地味にチャンスは広がります。


一ヶ月強の支払いの繰り延べ効果はかなり地味です。地味ではあるが、自動的に行われる以上それを積極的に利用しない手はありません。


さて、クレジットカードのポイント還元は誰もが注目する表のメリットです。カード決済によるキャッシュフローの潤沢化はあまり注目されない裏のメリットです。


さらにあまり注目されないもう一つのカード決済のメリットがあります。


それは時間の節約です。

クレジットカードのメリット その4

お金には金利がつきます。現状ゼロ金利に近いとは言えゼロではありません。だから支払わないといけないお金が長く手元にあればその分だけ得をします。


もっと言うと、お金はお金を生みます。


例えば今月カードで決済した4万円の引き落としが来月末にあるとします。


この4万円を実際に支払わないといけない来月末まで運用してみるとどうなるか?


4万円あればレバレッジ2倍程度で豪ドルを1000通貨買えます。毎日のスワップ金利を7円とすると、一ヶ月で210円。つまり、


「4万円の支払いを一ヶ月延ばすことができれば、その間に210円抜けるか」


という思惑が出てきます。


さらに、毎月4万円ほどクレジットカードで決済し続けると、毎月毎月4万円の支払いが繰り延べされていきます。


つまり、1ヶ月で210円だったスワップ金利は1年分貯まれば2,520円。10年貯まると……。


もっとも、豪ドルやスワップ金利すべて変動するので、これは机上の空論です。


ただ机上の空論ですが、手元に長く留められた支払金が上手に運用されたら、富を生むというのは事実です。


可能な限りクレジット決済することによって、わずか一ヶ月でも他人のお金を自分のために働かせましょう。


10年、20年と続ければ、小バカにはできない効果があるはずです。

クレジットカードのメリット その3

クレジットカードでの支払いは一括払いでも銀行口座からの引き落としは翌月末になります。つまり商品の購入やサービスの利用から一ヶ月強の期間、支払いを遅らせることができます。


「払わないといけないお金を払ってないのは借金しているみたいで嫌だなあ」


と昔は思っていたのですが、これはただの勘違いと貧乏根性でした。


何もしなくても支払いを一ヶ月強のあいだ遅らすことができるのが、カード決済のメリットの一つであると言われても、ちょっと分かりにくいかもしれません。


基本的に働いた翌月中には給料が支払われるサラリーマンをやっていると、あまり意識することないかもしれませんが、企業間の決済は納品から支払いまで3ヶ月4ヶ月、あるいは半年程度の猶予期間があるのが普通です。


資金繰りの問題だけでなく、「お金はお金を生む」、お金には金利がつくので、支払いをできるだけ遅らせてもらえるほうが得をします。(逆から見るとその相手方は損をします)


つまりカード決済によってわずか一ヶ月でも支払いを遅らせてもらえることは得なのです。しかも一々交渉せずとも自動的に。


自分が支払いを受けるときは一刻も早くもらい、逆に自分が支払わなければいけないときにはできるだけ遅らせてもらう。


企業であれ個人であれ、これが理想的なキャッシュフローの状態です。

クレジットカードのメリット その2

勘違い、習慣、妄想、これらは気づかないうちに人間の行動パターンを決定づけます。


私が長らくしていた勘違いとしては、私はずっと「クレジットカードで支払いができるものや場所はそれほど多くない」と思ってました。


実際は逆で、普段私がお金を支払う場合、クレジット払いができない店舗や商品のほうが少ないということに気づきました。


例えば、携帯電話料金なんかも意味もなく口座引き落としになってましたが、webサイトから一瞬でカード払いに変更できました。


これだけで毎月シャリンシャリンとポイントが自動的に還元されます。たった一度の設定で、カードの次の有効期限まで。


次に私が子供の頃から身につけた習慣としては、買い物をするときには現金で払うということがあります。


カードや電子マネーで支払うほうが、スムーズに支払いが終わるケースもあります。いまどき現金で払わないといけない理由なんて、あるわけありません。


最後に私が勝手に抱いていた妄想としては、「クレジットで支払うって、何かお金がない借金持ちの人みたい」というものがありました。


これはかなり馬鹿げた妄想で、店員の人は現金払いかクレジット払いかなんて少しも気にしているわけありません。事業主でもないただの店員さんには、そんなことどうでもいいことですよね。


とにかくこういう旧弊を廃して、クレジットカードを可能な限り使うべきだと私が考えるようになったのは、カード利用のメリットがポイント還元に止まらないからでもあります。


ではポイント還元以外のカード利用のメリットにはどういうことがあるのでしょうか?

クレジットカードのメリット その1

クレジットカードによるポイント還元は1%もあれば高いほうです。


この1%を高いとみるか低いとみるか。


さて、最近楽天edyを導入したのですが、edyへのチャージでポイントがつくクレジットカードもいくつかあるようです。


つまり、edyを使って自動販売機でジュース一本買っても、1%還元される。


1%のポイント還元、つまり1円です。


「ちりも積もれば山となるで、1円はバカにはできないよ」


「いくら節約が大事だって言ったって、1円では山にはならないよね。おおげさ」


いろいろ意見はあると思いますが、私の考えはこうです。


「例え1円でも自動的に還元されるのなら、利用したほうがいいんじゃない。オートマティックなんだから、全然手間かからないでしょ」


そう。クレジットカードの利用によるポイント還元の最大のメリットはそれが自動的に行われることにあります。


節約は確かに大事ですが、毎日毎日スーパーのチラシをチェックして安いものを買うというのは大変です。


この手の節約は節約のために自分の時間という貴重なコストを支払っています。


対してクレジットカードの利用によるポイント還元はただカードで支払うだけ。たとえ1円であってもこれを嫌がる理由があるはずありません。


100万円の消費に対しての1%ならば1万円。


今の銀行の金利を考えればやはり貴重です。

クレジットカードで損する人、得する人 その2

カード発行会社の主要な収益源は三つあります。


カード会員から徴収する会員費、加盟店で利用された額に応じて得られる加盟店手数料、それとリボ払いやキャッシング等から得られる金利収入です。


どれが一番主要な収益源かは言うまでもなく最後の金利収入です。


日本ではかなり多くの人たちがカード払いをするときにほぼ毎回一括払いを選択します。


ということは、極少数のリボ払いをしたり、キャッシングをする人たちが、カード会員が得られるポイントの費用を負担しているということになります。


つまり、クレジットカードを一括払いでしか使わず、どんどんポイントを貯めていけば得をする。


逆に分割払いやリボ払いにしたり、挙句の果てにはキャッシングをしてしまえば、損をするということになります。


私も以前は楽天カードとポイントのあまりつかない楽天銀行デビットカードを混在させていたことから分かるようにクレジットカードの節約効果についてはかなり軽視していたところがありました。


しかし、今では可能な限り支払いをクレジットカードで行うようにしています。


クレジットカードのポイント獲得による節約は、他の普通の節約にはないメリットがあるからです。

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