カモネギFX

株式投資、FXデイトレード、古書収集などをド田舎で行っている資産運用ブログです。

徒然なるままに

バブルの予習 その3

では前回の日本のバブル期の日経平均株価の方はどうか?


やはりこちらも1988年から1990年のわずか三年たらずの間に株価が急上昇してのち急降下していて、非常に急勾配な山を形成しています。


不況がある一定程度の期間継続するのに対して、バブルの天井というのは、非常に短い期間しか続かないことが分かります。


つまり、この非常に短い期間、投資活動を完全にストップさせることができれば、かなりのリターンの上昇が見込めます。


またバブルの天井圏ではありとあらゆる資産が値上がりしていますので、自分の手持ちの資産の中からいらないものを自分より強欲で愚かな人に売りつけるチャンスになります。


不況時に行うドカ買いと正反対の行動を短いバブルの天井圏で迅速に行えれば、びっくりするくらいリターンが上昇します。


絵に描いた餅ですが、何事も描いてみることは大事だと思います。


結論 バブルの天井は長続きしない。

バブルの予習 その2

真実はシンプルです。素人なのだから無理せずシンプルに理解できる現象だけを予備知識として持っておくだけでも、何も知らないのとは随分と違った結果を生むことになると思います。


さて、1929年の大恐慌前後のチャートを見てみましょう。


当時のダウ平均株価で天井圏となっているのは、1928年から1930年までのほんのわずか3年たらずの期間です。


その中でも本当の天井圏は1929年になりますが、天井圏が形成されるのは一瞬の間で、すぐさま暴落に転じています。


またその前後の期間のチャートも見てみると、1924年と1934年のダウ平均株価は大体同じあたりをうろうろしています。


1924年が急速に株価が上昇し始める前夜であり、一方1934年は大恐慌のショックから立ち直り始めた時期になります。


1932年や1933年あたりの大底で株式を買うことができればいいのでしょうが、そううまくやることはできないでしょう。


そこまでできなくても、バブルの天井圏の1928年から1930年のわずか三年間の間、投資活動をストップさせるだけでも相当なリターンの向上が見込めます。


さらに、もし1929年の最高の天井圏で株式を買ってしまった人がいるとすると、その人が損失を回復するのは25年後になります。(配当分を考慮しないとして)


25年もかかるのかと思うのよりも、ありえないタイミングで株式を買ってしまった人でも、25年で損失を回復してしまうのかと感じます。


絵に描いた餅で賢そうに書いてんじゃねえよという野次が飛んできそうですが、これは予習です。


アホでも予習はやっておくべきです。いや、むしろアホなのだから、予習の時点で賢い人たちよりもがんばっておくべきです。

バブルの予習 その1

前もって準備しておけば、この世の多くの現象は恐れるほどのものではありません。しかし、問題を先送りしたり、意識的に避けることによって、危機は本来以上のものに拡大していきます。


バブルも前もってそれがどういうものか理解しておけば、対処できないというほど恐ろしい現象ではないはずです。


ではいかにしてバブルについて学ぶか?


一つ目の方法は既にバブルを研究した過去の書籍から学ぶことです。最もバブルの研究のテーマとなっているのはやはり1929年の大恐慌の前のバブルです。


国家と時代が異なっても、バブルには共通する人間心理や現象が見られるため、書籍からでも十分にバブルの実体を追体験することができます。


二つ目の方法は日本の前回のバブルの天井、およそ1988年から1991年までの間にどういうことが起こっていたのかについて自身の記憶をたどってみることです。


今の若い人にはバブルの記憶がなかったり、バブルの頃にはそもそも生まれていなかった人もいて、バブルを実体験として知らない人もいることでしょう。


私の場合にはまだ成人してはいませんでしたが、既に十分な記憶のある時代です。


書籍の知識と自身の体験、この二つを付き合わせることによってバブルの実体が見えてくるのではないかと思っています。

バブルは人々の記憶の薄れた頃に……

大恐慌が人々の記憶の薄れた頃にやってくるのと同じようにバブルも「そんな嘘みたいな話本当にあったのかしら」というくらい昔話になった頃にやってきます。


日本の前回のバブルの天井はおよそ1988年から1991年までの間になります。若い人には全く記憶がなかったり、まだ生まれていない人もいて、バブルと言われてもピンとこない人も多いことでしょう。


しかし、不況が何度となく訪れるように、バブルも必ずまたやってきます。


前回のバブルから20年以上の歳月が流れたということは、また新たなバブルが来るのはおそらくもう時間の問題です。


私の予言は当たります。昨年の円高の頃に書かれた記事を読んでみて下さい(笑)


というわけで、バブルが来たときにあわてなくていいようにこちらの記事カテゴリを設けました。


この記事カテゴリの目的は二つ。一つはバブルが来るまでにバブルの生態を研究しておくこと。また実際にバブルが来たときにはその研究成果に基づいて、冷静に行動することです。


バブルによってピンチに陥ってしまうのではなく、それをチャンスに変えられるようがんばりましょう。

JOJOの奇妙な冒険風資産形成術 その7

現金三億円を手に入れて、高配当銘柄を死ぬほど買える日も、現金一億円を担保にアパート一棟を手に入れられる日も永遠にやってはこないからです。


60歳、70歳になったときも、いや死ぬ前日の最後の日まで同じことを妄想していることでしょう。


自分が持ってないものに視点が定まるようになると、何もしなくなります。


「宝くじにあたらないから俺の人生は変わらないんだ」


という日常が当たり前の風景になるからです。


人生最後の日まで宝くじに当たるのを待ち続けますか?


一方、ブログは誰でもタダで持てる不動産です。


もっともブログはメディアセンターの一種なので、不動産どころではないいろいろな機能があります。


私たちがコンテンツを増やせば増やすほど、漫画のスタンドよろしく、いろいろな能力を発揮するようになります。


このブログで以前紹介した書籍『インデックスファンドの時代』の201ページにとても良い言葉が載っています。


「あなたの持っているもので、あなたの今いるところで、あなたの持っているものを使って、あなたのできることをしなさい」


と。


お金がないから資産を持てないという人は、「宝くじに当たらないから私はお金持ちになれない」と言う人と同じです。


今すぐブログを育て始めますか?


それとも、やっぱり宝くじに当たるのを待ち続ける日々を送りますか?

JOJOの奇妙な冒険風資産形成術 その6

ところで、


「今現金で三億円持っていたら、高配当銘柄を死ぬほど買って、3%の配当収入が入ってくるようにして、それだけで働かなくても、生活していけるのになあ」


とか、


「今現金で一億円持っていたら、それでアパート一棟買って、賃貸収入だけで食っていける。セミリタイヤして毎日好きなことして暮らしていけるのになあ」


とか、妄想したことはありませんか?


正直言って、私はあります。


しかしこういうことを考えると、人生は終わります。


なぜか?

JOJOの奇妙な冒険風資産形成術 その5

「このブログには私の好きな子猫ちゃんの話は出てこないのね。もっと他のブログに行ってみよう」


「FXブログとかいってるけど、FXの記事なんてほとんどないじゃん。それに変なことグダグダ書いててつまんねーな。もっとほかのブログを見てみよう」


などなど。


去っていった人は投資や節約に関心がない人、もしくは関心があっても、自分とは違う戦略やプランを持っている人です。


記事を書けば書くほど、どんどんフィルタリングされて絞られていきます。


こうして、最後まで残った読者がスタンド使いです!


いや、違うか(笑)


ともかく、自分の知識や経験には限界がありますが、日本中の人が持っている知識や経験はほぼ限界がありません。このブログを見ても


「素人が馬鹿なこと書いてるなあ」


と冷笑して去っていく人ばかりではありません。


今回の塩蔵様のように自分の過ちを指摘したり、新しい知識を与えてくれる優しいお方も中には出てきます。


自分に必要な知識や経験を日本中から集める、ブログにはそういう機能があります。それを自分でインストールしていけるのです。

JOJOの奇妙な冒険風資産形成術 その4

良い革靴は、履けば履くほど、手入れをすればするほど足になじんできます。


ブログの場合は革靴どころの話ではありません。


書けば書くほど、その人の個性が乗り移っていきます。


このブログも適当に書いているようでも、すべてお金にまつわるテーマで全体が貫かれています。


資産を築こう。


というのがこのブログのメインテーマです。


よってそういう記事ばかり投稿しているわけですが、これはスクリーニングしているのです。


広いネットの世界から投資家や節約家を呼び寄せるために。

JOJOの奇妙な冒険風資産形成術 その3

前回記事でブログに危ないところを救われたので、ブログについてもう少し記事にしようかと思います。


ブログはタダで持てる不動産です。


既にそう思っている人は数多くいるとは思いますが、まだ一般にブログなんかに資産価値があるとはあまり認識されていないと思います。


有益なコンテンツがあって、訪問者が毎日のように訪れるブログは不動産のように資産価値が認められるようになっていくと思います。


というと、ブログにアフィリエイト広告を張って広告収入を得られるからかという話になるのですが、これはブログの使い方としては平面的であまりおもしろいものではありません。


最近ではアメブロで芸能人ブログを使ったペニーオークションのステマ広告事件がありました。


これはメディア媒体としてのブログの価値が非常に大きいと認められているから起こった事件です。


「新聞やテレビや雑誌よりもブログのほうがより効果的だ」


と。ある程度の人々はもうそういう認識に移っています。


事件に関与したのが事務所の意向か本人の意思かは分かりませんが、B級タレントにとってブログは既に本業よりも旨みのあるビジネス媒体になっているのは間違いありません。


毎日のようにブログが更新される芸能人はそれがビジネスになっているから、休む日もなく更新しているのです。


もっとも、高すぎる広告料というのは信用が引き換えになっている場合も多いので、今回この事件に関わった芸能人にとっては高い授業料になったことでしょう。


ただこの手の広告ビジネスはブログの使い方としてはあくまで平面的なものです。


ブログは不動産というよりもまさしく漫画JOJOの奇妙な冒険に出てくるスタンドのように、執筆者に影のように寄り添う守護者といったほうがより実体に近いです。

カモネギ和尚のとんち話

こういう話を書くとまた電波だと思われるのでやめておこうかと思ったのですが、書かれた文章というのは、10年20年と長い間人の目に触れます。


その頃には私もこのブログの存在を忘れて、全然別のことに夢中になっているかもしれませんが、文章は既に石碑のごとくそこに立っていて、いろんな人が見て通ります。


もしかしたら、一休さんみたいな人が通るかもしれないので、ちょっと書いてみようと。


さて、ほとんどの人が投資において抱えている問題は、資金の大小とか、チャートを読む技術とか、財務諸表を読む知識とか、その他もろもろの外的要因によるものではなく、本質的には心理的なものです。


例えば今裸の美女があなたの右側を通れば、あなたの心は右側に動き、左側を通れば左側に動きます。


欲があるからです。


しかし、このいま刹那、頭をぶん殴られたあなたは記憶喪失になり、裸の美女が後ろの村に帰っていったことを知らないまま、30年の月日が流れました。


美女はその後結婚して幾人もの娘を産み、その娘たちは母親よりもさらに美人でした。


ある日、年老いたあなたは仕事の帰りに、この幾人もの裸の美女の行列に出くわしました。


娘たちの顔立ちにどこか見覚えのあったあなたは、30年前の事件を突如思い出します。


「これはあのときの美女の娘たちに違いない。なんとまあおいしそうに成長したものだ」


正気を失ったあなたは娘たちの群れに飛びかかっていきますが、近くにいた娘たちの主人や恋人に殴り殺されてしまいます。


一人の裸の美女を見れば気もそぞろになり、大勢の裸の美女を見れば、正気を失って身を滅ぼしてしまう。


欲があるからです。


一つの方法としては、裸の美女に会った途端、自分の頭をぶん殴って記憶喪失になってしまうことです。見えなければ少なくとも身を滅ぼさなくていいまっとうな人生が送れます。


それでは美女とモゴモゴできないではないか、俺は美女とモゴモゴしたいんだという方は相手が裸であるといって見くびらずにその両親に話をつけて、一から十まで段取りを踏むべきです。


しかし、97%の人はこんなことできません。「もう素っ裸なのに、何をまどろっこしいこと言ってやがる。超イケメンの俺を見て、自分から素っ裸になったんだろ。もう3分だって待てるものか!」と。


ですので、私としては最初の記憶喪失になるほうをお勧めします。


この話を表面上理解できる人はたくさんいるでしょうが、心で理解できる人はほとんどいません。それは現実の世界を見れば一目瞭然です。


それと、おもしろいことにこの話を心で理解できたときというのは、記憶喪失になるのに適した時期になっています。おめでとうございます、一休さん。もう悩まなくていい安らかな日々が送れますね。


さて電波話は以上ですが、一休さんのように「チーン」と閃いた人は、ここの記事にコメントして下さい。それを見て連鎖的に解脱する人が出てくるかもしませんので。


私もここの記事だけには返信しませんので、あとは悟った人たち同士で楽しくやって下さい


 @(・●・)@

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