2011年版の定価1200元の『王国維遺書』をアマゾンチャイナでは今現在920元で販売しています。書籍のレビューを見ると、値段が高すぎると中国人がブーブー言っています。
古書が再版されるたびに値上げされる現象は、私の留学当時からあったもので、今振り返ると、中国人が文句を言いたくなるのもそれなりに道理のあるものだと思います。
中国人の所得の伸びよりも古書の再版の値上げの方が激しかったように感じるからです。
さて中国最大の古書販売サイトだと思われる孔夫子旧書網でこの2011年版の販売価格を見てみると、大体800元台が最安値のようです。つまりアマゾンチャイナよりかは若干安く買える。
一方、孔夫子旧書網で私が買った1996年度版の価格を見てみると、これも大体800元台が最安値にあるようです。
つまりインフレによる再販価格の値上げによって、1996年には定価420元だった書籍の中古価格まで800元台にまで引き上げられたような形だと思います。
あと私が留学していた当時は大体1万円を700元くらいと計算して生活していました。ちょっと前の超円高のときはそれよりももっとレートが良いくらいでしたが、今だともう1万円を600元と計算しないといけないようです。
つまり、インフレと人民元高によって、私が10年くらい前に買った『王国維遺書』の実勢価格は2倍くらいにはなったということです。
古書が再版されるたびに値上げされる現象は、私の留学当時からあったもので、今振り返ると、中国人が文句を言いたくなるのもそれなりに道理のあるものだと思います。
中国人の所得の伸びよりも古書の再版の値上げの方が激しかったように感じるからです。
さて中国最大の古書販売サイトだと思われる孔夫子旧書網でこの2011年版の販売価格を見てみると、大体800元台が最安値のようです。つまりアマゾンチャイナよりかは若干安く買える。
一方、孔夫子旧書網で私が買った1996年度版の価格を見てみると、これも大体800元台が最安値にあるようです。
つまりインフレによる再販価格の値上げによって、1996年には定価420元だった書籍の中古価格まで800元台にまで引き上げられたような形だと思います。
あと私が留学していた当時は大体1万円を700元くらいと計算して生活していました。ちょっと前の超円高のときはそれよりももっとレートが良いくらいでしたが、今だともう1万円を600元と計算しないといけないようです。
つまり、インフレと人民元高によって、私が10年くらい前に買った『王国維遺書』の実勢価格は2倍くらいにはなったということです。